アメリカの経済状況や政治情勢について最近の動きをざっくりと見てみましょう。
最初に、アメリカの雇用統計が注目されています。
NFP(非農業部門雇用者数)が前月比で+35.3万人となりました。
これは市場予想を大きく上回る数字です。
また、1月の失業率は3.7%で、市場予想よりも低い数字となりました。
さらに、平均時給も前月比で+0.6%と、市場予想を上回る数字を記録しましたが、前年同月比では-4.5%と、市場予想に反して減少しています。
これらの結果を受けて、アメリカの金利が上昇し、アメリカドルが買われる動きが見られました。
そのため、円に対するドルの価値も上昇し、ドル円相場が1148円台に乗せました。
一方で、政策金利(FF金利)の予測については、3月の利下げ確率が低下し、5月の利下げ確率は変わらず、6月の利下げ確率が上昇したという見方も出ています。
一方で、シリアやイラクでのアメリカの空爆についても注目が集まっています。
アメリカは直接イランを攻撃したわけではありませんが、イランが軍事アセットを動かした可能性が高いとされています。
バイデン大統領も、「アメリカ人に手を出すな」という警告の意味を込めて、対応を継続する姿勢を示しています。
経済面では、原油価格が上昇するとインフレが懸念され、経済に悪影響を及ぼす可能性があります。バイデン大統領はこれを避けるために努力しています。
その一環として、金融政策についても利下げの可能性が議論されています。
最後にこのような状況の中、投資家の注目が集まっているのが金(=ゴールド)のドル建てです。
原油高や地政学的なリスクが高まる中で、投資家の間で安全資産としての需要が高まっています。
そのため、金融市場ではゴールドに関する動きも注目されています。
アメリカの政策金利は日本の政策金利にも大きく影響していきます。
このような中で、どうやって日本で資金形成をしていけば良いのか、といったところの一つの案として、金を安全資産として持っておく、という需要が高まっています。
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