日本人の金融リテラシーについては、かつて昔はかなり高かった時代があります。
大正時代までは、算数の授業の一環として金利の概念も教えられていました。
例えば、金利とか、貯金の仕組みとかです。
このように、一般個人の人々も金融知識は比較的普及しており、お金のことを理解することができていました。
1949年には、人々の中には株を持っている人もかなりいました。
その株式保有率割合が65%にも達しました。
しかし、現在では状況が変わってしまいました。
株を持っている人の割合は、驚くほど少なくなってしまました。
今では、わずか12.9%にまで減少しています。
これは、昔に比べたらかなり低い数字です。
この変化の一因には、教育の変化も影響しています。
1920年までの世代は、金融リテラシーが高いとされています。
昔の世代は、お金のことをしっかりと学べる機会がありました。
例えば、池田勇人首相が言った「10年間で所得を2倍にする」計画です。
これには、複利計算ができる1920年代生まれの40代エリート層が、すぐに理解でき、賃金の増加率や将来のビジョンを簡単に描くことができました。
たとえば、金利で割った72を使えば、お金が2倍になるまでに何年かかるか簡単に計算できました。
このときに使われたのが、「72の法則」です。これは、
金利で割った72が元金が2倍になるまでの年数を示すという簡単な計算式です。
将来、日本人の金融リテラシーが向上する可能性もあります。
しかし、今後はまた変わるかもしれません。
特に将来、株を持つ人の割合である株式保有率がバブル期の30%程度に戻ることが期待されています。
これには、日本の経済がよくなったり、人々の教育が充実したりすることが関係しています。
経済が良くなれば、人々もお金のことに興味を持つかもしれませんし、教育が充実すれば、お金のことを学ぶ機会が増えるかもしれません。
その時には、また日本人個人の金融リテラシーが高まることが期待されます。
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