紅海とペルシャ湾で新たな戦争が勃発しました。
その発端は、イエメンのフーシ派と呼ばれる一派が、紅海を通過するイスラエル関連船舶を攻撃したことです。
これにより、大手海運会社は紅海を航行せず、南アフリカの喜望峰周りのルートを選択するようになりました。
船はスエズ運河を通り、バブ・エル・マンデブ海峡を通過してアジアへ向かいます。
逆も然りで、これが影響するのは世界の海上輸送の1/4が通るとされるバブ・エル・マンデブ海峡です。
この新たな航路選択により、商品や原材料の運搬にかかる輸送コストの増加が懸念されています。
この地域での紛争は、イエメン自体が過去8年間も内戦状態にあり、政府とフーシ派と呼ばれる勢力による史上最悪の人道危機を引き起こす内戦が続いています。
この内戦では、政府とフーシ派が対立し、その背後には、サウジアラビアが政府を支援し、一方でイランがフーシ派を支援するという二つの国がそれぞれ異なる側についていて、これが地域の不安定さを加速させています。
しかし、驚くべきことに、最近ではサウジアラビアとイランが歴史的な和解に至り、国交を正常化し、国としての交流が戻ってきました。
さらに2024年からは、BRICSと呼ばれる国際組織にも同時に加盟することが決まりました。
一方で、イスラエルとガザ地区との緊張が高まりっています。
イエメンのフーシ派はイスラエルのガザ地区での戦闘を停止するよう求め、その代償として紅海を通行するイスラエル関連の船舶を攻撃しています。
これにより、アラブ諸国は大義名分を掲げ、イスラエルに対する非難が広がりました。
イスラエルは紅海を通る経路で必要な商品が届かなくなり、それが続くとイスラエルの経済が混乱するおそれがあります。
この一連の出来事は、国際的な状況にも影響を与えています。
地域の安定性が揺れ動くなかで、海上輸送の航路が変わることで、世界中の商品やサービスにも変動が生じる可能性があります。
世界は、このような混乱に陥っていますが、そんな中でも私たちは資産を増やしていく必要があります。
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